対応症状

知っていましたか?口呼吸が肩こりを引き起こします!

肩こり
2021.02.15

めぐり整体代表の菅井謙介です。いつまでも元気で、好きなことを続けてもらう身体づくりを提供することで、地元である下野市小金井への恩返しができたら幸せに思います。

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いつもブログをお読みいただいてありがとうございます。肩こりでお悩みの方は非常に多いですよね。そんな方に少しでもお役に立てれば嬉しく思います。な内容は、肩こりと口呼吸の関係についてです。まずは口呼吸の悪影響について知っていただきたいのと、どのようにして肩こりに繋がっていくのか、そしてその対処法をご説明していきます。

口呼吸の悪影響について

・虫歯、歯周病、口臭の原因になります。口呼吸をすると口が渇き唾液量が減ります。そのため口腔環境が酸性に傾き、虫歯や歯周病に繋がります。また口臭の原因にもなります。

・免疫力が低下します。鼻を通らないので濾過作用が効かない。菌が直接体の中に侵入してきます。

・姿勢が悪くなります。口呼吸だと開口することで顎が後退して気道が狭くなります。そのままでは苦しいため頭部を前方に移動させ気道を確保します。

・睡眠の質が低下します。口が開くことで舌が下に落ち、喉を塞いでイビキや無呼吸症候群のリスクを高めます。

・顔の形が歪みます。口蓋(上顎)は内側から舌に押されることでアーチを形成します。(鼻呼吸では通常、舌は上顎についている)口が開くと舌が落ち、舌に内側から押されるはずの口蓋は重力に押し任されてアーチが形成されず尖ってしまいます。これにより歯並びの悪化、咬合(噛み合わせ)不全に伴う顎や顔面の形成不全が起こります。

舌が下がっているだけで全身の不調が起こる

通常、鼻呼吸をしていると舌は口蓋についた状態にあります。口呼吸では舌が落ちてしまい口蓋から離れ、口蓋のアーチが重力で低下します。鼻呼吸をしていても、舌が口蓋から離れてしまっている人も多く、舌は正しい位置に修正していく必要があります。舌の正しい位置は、上顎にくっ付いた状態で舌が上に押している状態です。

舌が下がっていることによる悪影響

・気道が塞がれるため呼吸機能が落ちてしまいます。舌が落ちると気道が狭くなるので頭部を前方に変位させて気道を確保します。そのため、不良姿勢になりやすくなります。

・首の痛み、肩こりに繋がる:舌も筋肉であるが、舌根側でしか体に固定されていない。舌を口蓋に押し付けて上に押し上げることで、舌がしっかりと両端に固定され、首も頭部も安定します。舌が下がっていると支えられるはずの頭部は不安定になり、不安定な頭部さ支えるために頚部の緊張は常に高くなります。

口呼吸と肩こりについて

口呼吸になると、自然と口が開き、下が口蓋(上アゴ)から離れ、下に落ちます。すでに記載しましたが、舌が口蓋から離れ下に落ちると気道が狭くなります。気道が狭くなれば呼吸がしにくくなるため、頭を前に出し気道を確保します。その姿勢は頚部や肩甲骨周りの筋肉の緊張が高まります。特に最近は、リモートワークも増え、デスクワークの時間が増加傾向です。デスクワークをしながらの口呼吸では特に肩こりを引き起こしやすくなります。

舌の位置を改善させるためには?

日常生活から舌の位置を意識します。はじめは違和感がありますが、慣れてくるとそれが自然になります。そのままウォーキングをしたりします。

また、手を使わずに風船を膨らませる練習をします。風船からの空気が戻ってこないように、舌を口蓋に押し付けて風船を挟む必要があります。これができないと空気が戻ってきてしまうため、手で風船を抑えたくなります。なるべく手を使わずに風船を膨らませられるようになりましょう。

まとめ

・口呼吸は、肩こりの原因の一つ。

・口呼吸には、多くの悪影響がある。

・口呼吸をすると、舌の位置が下がり口蓋から離れる。

・舌が下がると気道が狭くなり、気道を確保するために姿勢が悪くなる。

・姿勢が悪くなることで頚部、肩甲骨周囲の筋肉の緊張が高くなる。

いかがでしたでしょうか?
口呼吸には多くの弊害がありましたね。改善するには、慣れが必要なので気が付いたときには鼻呼吸に切り替えてください。ゆっくり深く呼吸することを意識しましょう。そして是非、手を使わずに風船を膨らませられるようになってください。そもそも風船が膨らまない人は、体幹が弱すぎなので要注意です。

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