対応症状

腰痛にもいろいろある!椎間板性腰痛とは?

腰痛
2021.01.29

めぐり整体代表の菅井謙介です。いつまでも元気で、好きなことを続けてもらう身体づくりを提供することで、地元である下野市小金井への恩返しができたら幸せに思います。

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「いつも腰が痛い…。原因はなんだろう?」とお悩みの方も多いと思います。腰痛といっても、いろいろ種類があるのはご存知でしたか?その中の1つ、椎間板性腰痛についてお話しします。この記事をお読みいただけると「私の腰痛はこれが原因かも?」と分かるようになり、腰痛を軽減するために何をしたら良いのかが見えてきます。

【椎間板の変性とは】

まず、椎間板と聞いてもピンと来ないと思いますので、椎間板のご説明です。

ちょっと分厚い目玉焼きをイメージしてください。これが椎間板です。

その上に背骨(脊椎)が乗っかります。目玉焼き→脊椎→目玉焼き→脊椎→目玉焼き、といった感じで重なってそれが背骨になります。椎間板は目玉焼きです。

ここから変性のお話しです。変性の意味は、目玉焼きが傷んで悪くなると捉えてください。

黄身の部分が椎間板の髄核という部位にあたり、白身の部分が椎間板の線維輪という場所にあたります。この黄身(髄核)の部分にプロテオグリカンという水分を含んだものが多くあって、クッションの役割をしています。この水分のクッションによって白身(線維輪)の部分が守られていますが、水分がなくなると白身(線維輪)が傷み出します。これにより椎間板変性が起こります。スポーツとの関連を見てみると、スポーツしていない人と比べると、スポーツしている人の方が傷んでいるようです。その程度は競技によって変わります。

【椎間板変性と腰痛の関係は?】

次は、椎間板が腰痛とどのように関係してくるのかをお話しします。

椎間板変性が腰痛の原因となるか、についてはこれまで明らかにされていなかったのですが、若者に限りあり得るようです。本来、椎間板は痛みを感じない場所なのですが、一度損傷すると、そこを修復させるために血管と神経が入り込んできます。神経が入り組んだ椎間板に、もう一度ストレスが加わると、今度は痛みを感じるようになります。

【椎間板性腰痛の特徴】

次は、どのようにして判断するのかをご説明します。

椎間板性腰痛には特徴があって、椎間板にストレスがかかると痛いです。これは風船を膨らませた時みたいに、圧がかかった状態になると痛いということです。それが、くしゃみ、咳、前屈、腰を丸める、朝方起きた時で起こります。

レントゲンを撮ると、変性椎間板の場合は、骨と骨の間が狭くなっています。これは一生そのままで治りません。ですが、骨と骨の間が狭いからといって、みんな腰が痛いわけでもなく、痛かったとしても、椎間板変性が原因とも言い切れません。確定診断をする場合は、椎間板に局所麻酔薬を入れてみて、腰痛が楽になれば確定です。これは整形外科で行われます。

【どのように対処する?】

変性した椎間板が修復されるには2〜3ヶ月かかるとされています。ですので、この期間で再発させないためには、椎間板内圧を上げないことが大切となりますので無理は禁物です。具体的には、腰を丸めた姿勢にならないように気をつけたり、インナーマッスルを鍛えて姿勢の改善を図ったり、股関節の可動域や柔軟性を出して腰にかかる負担を減らすように努めます。

【まとめ】

・腰痛にもいろいろ種類がある。

・椎間板性腰痛は修復に2〜3か月かかる。

・椎間板性腰痛の場合、くしゃみ、咳、前屈、腰を丸める、朝方起きた時などに痛い。

・マッサージやストレッチで股関節の柔軟性を上げて腰の負担を軽減させる。

・インナーマッスルを鍛えて良い姿勢の改善をすることで腰の負担を軽減させる。

最後までお読みいただきありがとうございました(^-^)

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