対応症状

腰痛には必ずある〇〇の問題とは?

腰痛
2021.03.25

めぐり整体代表の菅井謙介です。いつまでも元気で、好きなことを続けてもらう身体づくりを提供することで、地元である下野市小金井への恩返しができたら幸せに思います。

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今回は、腰痛の方に起きている筋筋膜の問題についてご説明していきたいと思います。最近は、筋膜っていう言葉をよく聞きますよね?筋膜リリースとか、筋膜ほぐしとか。その筋膜についてです(^-^)腰痛の方はまず筋肉と筋膜に問題があります。そしてそこが痛みを出しているケースも少なくありません。実際に筋膜の硬さを取る筋膜リリースをすることで痛みが楽になることも多いです。このブログでは、筋筋膜性腰痛についてご説明し、なぜ筋筋膜性腰痛になるのか、どのように対処していけばいいのかをご説明します。

筋膜ってなに?

簡単に言うと筋膜は、筋肉を包んでいる膜のことです。そしてそれは身体中に存在します。筋肉自体は繋がっていなくても、筋膜は連続性があります。お尻の筋肉と腰の筋肉は別のものですが、筋膜は繋がっていて緊張を伝えます。なので、お尻が硬くなると、その緊張が筋膜を介して腰に伝わり腰も硬くなってきます。その筋膜には感覚受容器が沢山存在して、痛みも敏感に感じる組織です。

どうして筋筋膜が硬くなるの?

先ほどお伝えしたように、股関節の柔軟性がなくなりお尻の筋肉が硬くなっても腰の筋膜は緊張してきます。また、体幹のインナーマッスルが弱くなっても、腰の筋筋膜は硬くなります。体幹のインナーマッスルは関節の安定化に関与する筋肉なので、弱くなると関節が安定しません。その不安定な関節を安定させようとアウターマッスル(大きい筋肉)が過剰に働きます。その代償として腰の筋筋膜は緊張して硬くなっていきます。

簡単に確認できる方法

自分の腰の筋膜が硬くなっているか、簡単に確認できる方法として、骨盤に付着している筋膜をグリグリ押してみます。ウエストラインのくびれのところにグッと両手を内側に入れて、そのまま両手を下に下げると骨盤の上の部分にぶつかります。その骨盤の骨に沿って、骨盤の上を指で押してみます。痛みが出るようなら、硬くなっているかもしれません。

対処方法

筋筋膜性腰痛の場合、主な対処方法は2つです。

1つ目は、硬くなった筋筋膜を緩めること、2つ目はインナーマッスルのトレーニングです。

1つ目の筋筋膜を緩める方法として、ストレッチがあります。特に股関節や腰回りのストレッチが効果的です。

2つ目のインナーマッスルのトレーニングは、腹横筋を鍛えていきます。方法は、お腹を凹ませる。方法は下記を参考にして下さい。

①仰向けで寝て、鼻から息を吸います。

②鼻から息を吐きながら、下っ腹をできる限り凹ませていきます。

*注意点として、みぞおちは硬くならないこと、肋骨が上に開かないこと。

③凹ませた時に下っ腹に力が入ってくる感覚が出るところまで凹ませます。

*はじめは下っ腹に力が入る感覚や、これで合っているのか分からないと思いますが、慣れてくるとわかるようになります。

④これの繰り返しです。ゆっくり10呼吸×3セット行いましょう。

まとめ

・腰痛の方に、筋筋膜が問題になっていることが非常に多い。

・筋膜は筋肉を包んでいる膜のここで、体全体に繋がっているので緊張が他の場所にも伝わる。

・筋膜には痛みを感じる受容器も多い。

・股関節が硬いと腰も硬くなってくる。

・インナーマッスルが低下すると腰の筋筋膜は緊張する。

・ストレッチとインナーマッスルのトレーニングが効果的。

いかがでしたでしょうか?筋筋膜性腰痛の場合は、自分でストレッチをするなりトレーニングをするなりで対処できる場合も少なくありませんので、是非トライしてみてください。痛みが変わらないようでしたらご連絡お待ちしております(^-^)

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